2月11日成田発。アトランタ経由でパナマまでトランジットも合わせて約20時間。現地に到着したのは11日10:00pm。この日はパナマ・シティ に宿泊。翌日からいよいよ中米ミッションが始まった。
12日、パナマ・シティから西部のダビまで飛行機で約1時間のフライト。パナマはコスタリカからつながる西部に標高の高い山が集中しており、コーヒーの産地もそれに準じて西部に集中している。ダビ空港からボケテ市街地まで車で約1時間。そこからさらに山に向かっていくとコーヒーの栽培エリアになってくる。
最初に訪れた農園はコトワ ステート コーヒー。ここでは4つに区分けされた農園を保有しており、栽培からウェットミル、ドライミル、輸出まですべてを一貫して行っている。3代目農園主のリカルドさんは、マイクロクライミットと呼ばれる微気候がもたらす自然の力に従い、畑でできるポテンシャルを落とさないようにと気を配っている。環境への取り組みにも積極的で生態系を崩さないように水を極力使わないよう配慮している。どの工程をとってもリカルドさんのこだわりが強く感じられた。